やめたい習慣をさっぱりやめてしまうための3つの原則とは。
前回は「やめたい」習慣をリストアップしてみた。
皆さんも「やめたい」習慣はありませんか?
僕はなかなか抜け出せず、後悔してしまう事が結構ある。
なので、この本を読んでみた。
新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣
そもそも悪い習慣って何?
この本によると悪い習慣とは次のように書いてある。
悪い習慣とは目先の欲望や誘惑に負けてしまい、長期的に見るとデメリットをもたらす習慣です。
例えばダイエット中なのにあま~いケーキを食べてしまうこととか。
短期的に見ると、食べた瞬間の幸せはわかるんだけど、やはりダイエットをしている以上、長期的に見ると痩せる要素にはならない。
昨日の自分の例で言えば、遅寝遅起してしまうのは、まず遅くまで起きている事が原因なんだけど、夜中まで本を読んだり、youtubeを見たり、目先の誘惑に負けてしまっているのが根本の原因って事だね。
悪い習慣は放置してはいけない
いい習慣ばかり増やす以前に、まずは悪い習慣を断ち切らねばならない。
悪い習慣は、負のスパイラルを招きます。1つの悪い習慣からどんどん悪影響が始まって、ついにはよい習慣を蝕んでいくことにもなる。
先ほど出した遅寝遅起の習慣も負のスパイラルへ落ち込んでしまう。
夜中まで起きている
⇒朝が起きれない
⇒寝不足のままでは仕事が捗らない
⇒帰宅してもやる気が起きない
⇒ダラダラ夜中まで起きている
⇒この連続...
どこかでこの流れをやめらければいけない。
「やめる」習慣を身につけるにはどうれすばいい?
いよいよ本題。まず「やめたい」習慣を3つに分類する。
・行動習慣=ネットサーフィン、無駄遣い、先延ばし⇒1ヶ月
・身体習慣=食べ過ぎ飲み過ぎ、夜更かし、ギャンブル⇒2ヶ月
・思考習慣=くよくよ、イライラ、完璧主義⇒3ヶ月
書いてある月数は、やめるのに必要な期間のこと。
と言っても、何の科学的根拠があるわけではないと思うので、まずはこれくらいを目安に頑張ろうという目標で。
そして、次の3つの原則に則って「やめる」習慣を続ける。
原則1 一度に1つの習慣に取り組む
原則2 センターピンとボトルネックを明確にする
原則3 目標達成ではなくプロセスに集中する
原則1は、わかる人にはイメージしやすいと思う。何事もいっぺんに始めたくなるし、「やめたい」習慣をリストアップしたら全部やめたくなるんだけど、まずは1つ。それに集中してやめる事を意識する。
原則2は、例えば遅寝の習慣をやめたい場合、センターピンは「寝る時間」。やめたいと思っていて、具体性がないとやめられない。毎日の「寝る時間」を決めて、必ずそれまでは寝る。また、ボトルネックとは僕の場合で言えば、本やyoutubeのこと。寝るために邪魔になるものを明確化して、事前に排除しておく必要がある。
原則3は、結果が大事か、過程が大事かって話。もちろんどちらも大事なんだけど、結果だけに集中してしまうと、達成した時にそれで終わってしまう。無理なダイエットをした結果、安心してリバウンドしてしまっては意味がない。「やらない」状態が普通の状態までにもっていくプロセスに焦点をあてる事が大事。
これらの原則に沿って、リストアップした「やめたい」ものが、「やってない」事が当たり前の状態にまで持っていく。他にも本にはその間に来るであろう問題に対する対策も紹介されてるので、気になる方はぜひ買って読んでみることをオススメする。
僕はまずは、遅寝の習慣からやめてみようと思う。