ノマらぼ

読書ネタを中心にほぼ毎日更新するブログ

誰でも始められる読書会のメリットについて考えてみた

数年前より読書会を開催している。

 

読書会で調べると、全国各地で開催されており、特に決められたルールはない。

僕が主催しているのも決して大規模なものではなく、毎回10人以下の参加人数で、好きな本を紹介したり、1冊のテーマ本を決めて、それについて語り合うものだ。

 

今回はそんな読書会を開催して、よかった点を挙げてみる。

 

 

①人に話す事を意識すると、普段以上に深く読み込める

食い入るように読んでた本なのに、数日経つとすぐに忘れてしまう経験はないだろうか?僕はよくある。

 

しかし、読書会でオススメしようと思って本を読むと、周りの人に向かって話さなければいけない訳だから、普段以上に深く読み込むようになる。そして、実際に人に話す事によって、記憶にも定着し、いつまでたっても忘れない記憶となる。例え読書会でやらなくても、ブログにアウトプットするという方法もあるけれど、やはり面と向かって話すのとでは違う気がする。

 

②自分では絶対出会わないような本に出会える

本屋に行って大量の本に囲まれたとしても、その中で意識的に見ている本はごく僅かである。手に取るような事は奇跡に近い。

 

しかし、友人に勧められた本はどうだろうか?

しかも、その本がいかにして面白いのかを伝えられたらどうだろうか?

もちろん、読書会で教えてもらった本を全て読む事はできないが、ポイントとなる所は、紹介者が教えてくれる。少しでも興味を持つようになれば、あとは書店に行けば嫌でも目につくようになる。それによって自分の知見がさらに広がるのだ。

 

③新しい人との繋がりができる

本を読むという行為は、全く読まない人にとっては高い高いハードルなのだが、少しでも読んでいる人であれば、読書会に参加するのはとても簡単な事だ。

 

そして、類は友を呼ぶという言葉があるように、仲間が仲間を連れて来て、あっという間に新しい繋がりができる。初対面の人であっても、紹介される本を見る事によって、どんな事に興味があり、どんな人生を歩んできたかも、何となくわかる。

 

以上が読書会を始めてよかったと思う事である。

 

何事もそうだが、中々最初からはうまくいかない。

人が集まらあい、場所が取れない、思ってたより盛り上がらない等々、ぶつかる事も多いんだけど、それらを差し引いても面白い。やはり参加するだけでなく、主催する側にいるのもやってみるといいと思う。